月桂樹(ローレル)の水蒸気蒸留会
お料理の香りづけに使われる「ローリエ」。乾燥した葉はよく見かけますが、木に茂っている月桂樹の葉を実際に手に取り、その香りをじっくり確かめたことはありますか?
11月27日(金)・28日(土)・29日(日)の3日間、Aroma Officinalis-88で「月桂樹(ローレル)の水蒸気蒸留会」を開催します。
今回使うのは、わが家の庭で育っている月桂樹です。枝葉を実際に手に取り、葉の形や質感を観察し、生の葉の香りを確かめるところから始めます。
そして、たくさんの葉を蒸留器に入れて水蒸気蒸留へ。植物から芳香蒸留水と精油が採れていく様子を、目の前でゆっくり観察してみましょう。
植物としての月桂樹
月桂樹は、クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑樹。
学名は Laurus nobilis
日本では「月桂樹」、料理では「ローリエ」、アロマテラピーでは「ローレル」と呼ばれています。
スーパーで売られている乾燥したローリエと、木から切ったばかりの生の月桂樹。葉の色や厚み、手触り、そして香りには、どのような違いがあるでしょう。蒸留会では、まず月桂樹の枝を手に取って、実際の植物を観察します。
葉を揉んだり折ったりしてみると、ふっと立ち上がる香りがあります。精油の小瓶からでは分からない「植物そのものの香り」を、まず感じてみてください。
ローレル精油の香りと芳香成分
ローレル精油には、1,8-シネオール、α-酢酸テルピニル、サビネンなど、さまざまな芳香成分が含まれています。アロマテラピーでは、抗菌、抗ウイルス、去痰、鎮痛、自律神経系への作用など、幅広く学ぶ精油のひとつです。
蒸留会では、こうしたローレル精油の特徴や芳香成分についても、実際の植物と香りを確かめながら分かりやすくお話しします。
難しい化学の講座ではありません。アロマテラピーを学んでいる方はもちろん、初めての方にも楽しんでいただける内容です。
月桂樹の葉をたっぷり使って、水蒸気蒸留


精油は、最初から小さな瓶に入っているものではありません。植物がつくり出した芳香成分を、水蒸気蒸留などの方法によって取り出したものです。
今回は、庭で育った月桂樹の葉をたっぷり使って蒸留します。枝から葉を外して蒸留器へ。
植物に水蒸気が通り、芳香成分を含んだ蒸気が冷やされると、やがて芳香蒸留水が一滴ずつ落ち始めます。そして、芳香蒸留水とともに採れてくる精油。
植物から本当に精油が採れる様子を間近で見ることは、市販の精油を使うだけではなかなか経験できません。生の葉の香りと、蒸留して得られた芳香蒸留水や精油の香り。その違いも一緒に確かめてみましょう。
季節の植物を使った蒸留会


Aroma Officinalis-88では、これまでにも季節の芳香植物を使った水蒸気蒸留会を開催してきました。
ローズ、ヨモギ、ニッケイ、レモングラス、レモンバームなど、その季節に出会える植物を実際に見て、触れて、香りを確かめながら蒸留しています。
植物によって、香りはもちろん、採れる精油の量や色もさまざま。同じ植物でも、季節や状態によって違いが見られることがあります。
「植物から本当に精油が採れるところを初めて見た」
「生の植物と蒸留後の香りの違いがおもしろい」
そんな発見も、蒸留会の楽しみのひとつです。
これまでの蒸留会の様子は、こちらの記事でもご覧いただけます。
今回の月桂樹蒸留会で体験できること
・月桂樹の枝葉を手に取って植物観察
・生葉の香りを確かめる
・月桂樹という植物についてのお話
・ローレル精油の芳香成分や作用についてのお話
・枝から葉を外して蒸留の準備
・月桂樹の水蒸気蒸留
・精油と芳香蒸留水が採れる様子を観察
・生葉、芳香蒸留水、精油の香りを比較
採れた精油の量を見ながら、その場で楽しめる使い方も考えています。また今回は、月桂樹の枝をお一人3〜5本程度お持ち帰りいただく予定です。
ご自宅で葉を乾燥させてローリエとして利用したり、枝葉を飾ったり。蒸留会が終わったあとも、月桂樹という植物を身近に楽しんでいただければと思います。
こんな方におすすめ
・植物やハーブがお好きな方
・水蒸気蒸留を実際に見てみたい方
・精油がどのように採れるのか知りたい方
・アロマテラピーを植物から学んでみたい方
・すでにアロマテラピーを学んでいて、植物や蒸留についてさらに知りたい方
アロマテラピーの経験や資格は必要ありません。植物や香りに興味のある方なら、どなたでもご参加いただけます。
開催日時・概要
11月27日(金)13:30〜15:30
11月28日(土)13:30〜15:30
11月29日(日)10:00〜12:00
開始30分前「名鉄江南駅」集合:送迎可能です。
【会場】
Aroma Officinalis-88
愛知県江南市・自宅教室(駐車場あり)
【参加費】
5,000円(税込)
【定員】
各回5名程度の少人数制
【お持ち帰り】
・蒸留した月桂樹の芳香蒸留水:30ml×2本
・月桂樹の枝: 3〜5本程度
※植物から採れる精油・芳香蒸留水の量は、その日の植物の状態や蒸留によって異なります。
植物を見ることから始めるアロマテラピー
Aroma Officinalis-88では、精油について学ぶときにも、その香りのもとになった植物を実際に見ること、触れること、香りを確かめることを大切にしています。講師は、薬用植物園を併設する製薬会社の博物館に23年間勤務し、長く薬用植物に関わってきました。
精油の名前や芳香成分を覚えるだけではなく、
「どんな植物から採れるのだろう」
「生の植物はどんな香りがするのだろう」
「植物から、どのように精油が採れるのだろう」
そんなことを、実際の植物を前にして確かめていただくのが、Aroma Officinalis-88の蒸留会です。
庭で育った一本の月桂樹から、どんな香りが採れるでしょう。植物を見て、触れて、香りを感じながら、一緒に確かめてみませんか。
お申し込み・お問い合わせ
お申し込みは、ホームページのお問い合わせフォーム、またはInstagramのDMから承ります。
お申し込みの際は、
・お名前
・ご希望の日程
・ご連絡先
をお知らせください。
少人数でゆっくりと植物に触れながら行う蒸留会です。アロマテラピーが初めての方も、お一人でのご参加も歓迎いたします。皆さまのご参加をお待ちしています。
月桂樹をもっと知りたい方へ
月桂樹の植物としての特徴、古代から続く月桂冠の歴史、料理に使われるローリエとアロマテラピーのローレル、精油の芳香成分や作用などについては、別の記事で詳しくご紹介します。
▶ 月桂樹(ローレル)の魅力 ― 植物・香り・精油のお話
【記事公開後にリンク】
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